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コラム
 
●身の周りのセキュリティーを高める
  Vol.1 窓からの侵入対策 Vol.7 ストーカー対策
  Vol.2 扉からの侵入対策 Vol.8 子供に対する防犯対策
  Vol.3 自宅への不法侵入対策 Vol.9 地震に対する防災対策
  Vol.4 ひったくり対策 Vol.10 火災に対する防災対策
  Vol.5 車の防犯対策 Vol.11 少年の起こす犯罪対策
  Vol.6 オートバイ/自転車の防犯対策 Vol.12 お年寄りが狙われる犯罪対策
Vol.9 地震に対する防災対策
(2005年4月号)
1.地震について
日本は有数の地震国であり、マグニチュード7以上の地震が過去10年に複数回発生しています。

2004年10月に新潟で起こった新潟中越地震や2005年3月の福岡沖玄海地震は未だ被災地に大きな影響を残していますし、1995年1月に発生した阪神淡路大震災は10年以上経った今でも地震当時の被災地の映像が脳裏に浮かびます。

最近国外でも、インドネシア・スマトラ島地震による大津波で旅行中の方などが被災され、現地も大きな被害を受けました。

さらに、駿河湾近辺では21世紀前半に大型地震の東海地震が起こると予測されており、政府、気象庁など国家がかりで警戒を強めています。この地域では過去100〜150年に一度、大規模な地震が発生しており、前回が1854年の安政東海地震でした。既に150年を経過していることからも注意が必要です。

こういった大地震の遭った場合、「大自然の驚異の前には人間は無力なもの」と痛感するばかりかもしれません。しかし、自身や大切な家族が大怪我を負うことや命を失うことはできるだけ防がねばなりません。

被災してからでは遅いのです。事前の準備、対策が大切だとお考えください。

2.地震の強さを表す2つの言葉
地震対策のお話をする前に、地震の強さを表す2つの言葉を紹介しておきます。
地震の度に「マグニチュード」及び「震度」という言葉をお聞きになると思います。
「なぜひとつの地震に二つの強さ表示があるのだろう?」と思われるかもしれませんが、この二つは別の意味を持っています。

●マグニチュード
「地震の規模をあらわす尺度」です。
地震の大きさによって、マグニチュード7以上の「大地震」からマグニチュード1未満の「極微小地震」に分類されています。マグニチュード7.8程度以上を「巨大地震」と呼ぶこともあります。
いくら強い地震でも震源が地中深ければ気がつかないかもしれませんし、どちらかというと「データ上の数字」という感じが近いと思います。

●震度
「ある地点での地震の揺れの程度を表す量」です。
揺れは、地震のエネルギー規模(マグニチュード)だけでなく、震源からその地点までの距離、震源の深さ、伝播経路、その地点周辺の地盤条件等に左右されます。
「体感した揺れの強さ」ですので、マグニチュードよりも体感しやすい数字だと思います。

・気象庁震度階級関連解説表 http://www.kishou.go.jp/know/shindo/kaisetsu.html

3.傾向と対策
事故や事件とは違い、いくら気をつけていても地震を回避することは無理でしょう。
小さな地震ならば気にも留めなくて良いと思いますが、大きな地震ではそういうわけにはいきません。起こった場合に安全に避難し、少しでも良い環境で救援を待てるよう、準備しておくことをお勧めします。

●準備をしておくと良い避難用品
阪神大震災で被害に遭われた多くの方が、「あって良かった(無くて困った)」といわれたものです。

・懐中電灯・ろうそく
  停電中に暗闇の中を避難することは危険です。
また、被災中は停電を起こし、灯りをとることができない可能性があります。
電池/手巻にて充電できるライトもあり、通常の生活の中でも利用することができます。

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100時間ろうそく
100時間使えるろうそくです。震度7の地震でも倒れないように設計されています。
KBライト
ランタン代わりにも使える大型のライトです。

・ラジオ
  情報収集を行うために必要です。
ライトやサイレン、携帯充電できる商品もあり便利です。

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防災ラジオ
電池がなくても手巻きダイナモや太陽光発電で使えるラジオです。
ラジオだけの機能ではなく、ライトやサイレン、携帯電話充電機能など複数の機能を備えたものもあります。

・食料品・飲料水
  カンパンや長期保存できる缶詰、飲料水など飲物です。
長期保存できないものは、賞味期限内に新しいものを買い足して、古いものを利用していくことが良いと思います。また、水とは別に缶コーヒーやジュースなども日持ちし、カロリーが高くお勧めです。

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避難食料品セット
約8食分の食料が入った非常用持ち出し袋です。

・軍手・手袋
  救助作業を素手で行うことは危険です。また、防寒目的での使用も可能です。

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防刃手袋
護身用の手袋ですが、ガラスや金属の出っ張りに強く、救助などを安全に行えます。

・携帯用トイレ
  断水すると水洗トイレは利用できなくなります。衛生面でも問題で、病気が発生する可能性もあります。
携帯用のトイレがあれば、後処理も楽で便利です。

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携帯用トイレ・テント
凝固剤で固めて処理できる携帯用のトイレです。
携帯トイレを屋外に設置する場合に利用できる携帯用のテントもあります。

・防災頭巾
  頭上からの落下物による被害を防ぎます。

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防災頭巾
子供用の防災頭巾です。
座布団に携帯でき、保温用のシートとして利用できる商品もあります。

・トイレットペーパー
  トイレだけでなく、いろいろと利用できます。

・ラップ
  使い捨ての紙皿に引いて利用することで、紙皿を再利用することができます。

・電池
  懐中電灯やラジオなど、電池で動くものを準備されている場合は必要です。

・ウェットティッシュ
  水のない状況で清潔に保てることは重要です。
特に小さなお子様が汚れた手で目や口を拭き、病気になることを予防できます。

・小銭
  携帯電話がつながらない可能性は十分に考えられます。
そういった場合に電話を掛けるために便利です。

・薬
  持病などがある場合は薬も必要です。
被災時に病院で処方してもらうことは難しいと考えたほうが良いでしょう。

これらがあれば避難生活で便利だそうです。
避難用品が複数入った商品もありますので、必要なものと一緒に持ち出せるといいでしょう。

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非常用持出袋
避難用品や食料、救済用品など、被災時に役立つものがセットになった商品です。

●家具・家財の固定

「そんなに簡単に倒れないだろう」とお考えかもしれません。
しかし 、阪神大震災では家具による圧死が相当な数あったと言われています。

阪神大震災での震度を実験で再現した結果、固定されていないピアノは転り、テレビやパソコンは簡単に飛び跳ね、落下したとのことです。

大人でも致命傷を受ける可能性が高いのに、赤ちゃんや小さい子供は即座に命を失う危険性も低くはありません。

・L字金具で壁と家具を打ち付ける
  釘で家具を壁に固定します。
頑丈、かつ安価な方法ですが、壁を傷つけるため借家では現実的な方法ではありません。

・固定用の防災用品を利用する
  家具と天井の隙間を支え、倒れないようにする防災用品もありあます。。
家具の下に粘着性の高い衝撃吸収材を引くことと併せて実施すれば効果が上がります。
テレビやパソコンなどもしっかり固定しておくことをお勧めします。

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家具転倒防止用品
棚の転倒を防ぐ商品や、OA機器の落下を防ぐ固定用粘着剤があります。
家具を傷つけずに設置できるので、借家でも設置できます。

・棚の扉が簡単に開かないようにする
  棚の中身が飛び散らないよう、扉を固定しておきます。

・窓ガラスが割れても飛び散らないようにする
 

食器棚の扉のガラスや食器、窓ガラスが飛び散り、怪我をされた方もたくさんいらっしゃいます。
ガラスの飛散を防ぐため、防犯フィルムでガラスの飛散を防止することができます。

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防犯フィルム
ガラス破壊時の飛散を防ぎます。貫通にも強く、1枚で防犯、防災対策が施せます。様々な大きさ、色の商品を取り扱っておりますので、用途に応じてフィルムをお選びいただけます。


固定する以外でも、寝室に背の高い家具を置かないことにより睡眠中の圧死の確立が下がります。特に上半身に家具が倒れてこない、家財が体の上に落下してこないように注意してください。

●家の耐震性アップ

お値段はかかりますが、家の補強を行うことで安全性を高めることもできます。
どんなに家具が倒れない状態にしても、家が潰れたらお仕舞いです。

●避難場所、避難ルートの確認

地域によって避難箇所が定められていると思います。
家族全員が場所と行き方をしっかりと把握しておきましょう。
家族全員がばらばらになった場合の集合場所としても利用できます。
4.地震発生〜避難
地震が起こった場合、準備していてもなかなか対応できないでしょう。
もし、発生した場合は、

 1. 自身/家族の安全の確保/避難
 2. 火元、電気のストップ
 3. 消火(火災発生時)

などを中心に行動すればいいと思います。

とはいえ、混乱状態で対応することは難しいと思います。
まずは、自身と家族の命を優先し、安全を確保するための行動を行うことをお勧めします。
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